SRX600(後期型)について

 

今回はまず僕のスーパービッグシングルをご紹介します。

僕のオートバイですが、いわゆるセル式と呼ばれる後期型のSRX600(3SX)です。

 

f:id:SRX600_oldman:20190325231537j:image

SRX600には初期型(キック式)と後期型(セル式)があり、もっと細かく言うと3型とか4型とか分類できますが、面倒なのでここでは初期・後期で表記します。

納車されたのは去年の冬で、いつものように満員の西武線で人間S字クランクみたいになりながらグーバイクを死んだ目で回覧していた際、そのカッコ良さに度肝を抜かれ一撃で契約してしまった代物です。

バイク屋で見たときは、あまりにも美しいアルミヘアライン塗装とボディラインに見とれ、気が触れて店長の話も何も聞かずに「あ…買います。」で頭金なしでいきなりローン申請したほど。

 

今まで四発にVツインと色々乗ってきたわけですが、やはり振動のある単車が自分には一番性に合っているとわかってきたところだったので、ここにきての男一発ビッグシングルは悪くない選択だったと思います。

 

実物は、本当ちっさい。

ともすれば250と間違われかねないサイズ感とスリムさ。

跨ってみても正直、若干の窮屈さは否めません。(身長175cm)

しかしそこはやはり600。乾燥重量149kgの軽量な車体と相まって非常に気持ちのいいダッシュをしてくれます。ハンドリングも非常になめらか。

大型二輪でありながら車体の迫力がそんなにないのも、なんか羊の皮を被った狼(?)みたいでかっこいいんだこれが。

f:id:SRX600_oldman:20190325231644j:image

↑横からのスタイリングもクッソかっこいい(涙)

 

走り出す前は「600のシングルって、やりすぎじゃないか?振動で帰宅する前に全部ぶっ壊れるのでは?」

と大きな不安を抱えていましたが、実は拍子抜けするほどジェントルなエンジン特性で、振動もむしろ心地良いレベルなんです。

見た目の流麗スパルタンな感じとは裏腹に、実に牧歌的な吹け上がり。

ストリートから高速走行まで、本当に「ちょうどよく」走ってくれます。

メチャクチャ速いわけではない、でも決して遅くない。

特に峠なんかは軽快な切り返しとビッグシングルの小気味よい中間加速で流すのが本当に楽しいバイクです。

 

オンロードバイクに関しては100馬力を超えるようなスーパーマシンばかり最近乗って疲弊していたところだったので、むしろ本来のオートバイの気持ちよさ、楽しさを純粋に感じさせてくれるコイツを選んで今は本当に良かったと思います。

とても程度のいい中古車だったので、25年落ちとは思えないほど故障知らずで今のところ走っていますが、”イジりたいところ”はちょいちょい出ているので(主に足とか)少しづつマイペースにカスタムしていこうかと思います。

 

ではでは~